改行とジャスティフィケーション

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一般的にはABC記法で記された一行が譜面上の一段となるが、その一行が長すぎる場合は複数段にわたる。多くの場合この仕様でうまくいくと思われるが、たとえば小節をまたぐタイなどは破綻することがある。 これを防ぐには、E:フィールドを使って音符の間隔を変更するか(今のところ、この方法はパッケージ依存であるが)、ABC譜に改行を追加すればよい。 他方、ABC譜の2行を一段の楽譜にまとめたいときには(たとえば'Untitled Reel'の例を見よ)、ABC譜の行末に\を置くだけでよい。 この方法は、段の途中で調号や拍子を変更したい場合にも役に立つ。

ほとんどのパッケージで譜面は正しくジャスティフィケートされるが、そうでな い場合は、ABC譜の行末に*を置けば強制的に正しくジャスティフィケートされた改行を実現できる(訳注:訳者が幾つかのwindows上のソフトを試した限りでは、これはあまり当てに出来ないようだ)。